「人毛」「人工毛」のメリットデメリット
「人毛」「人工毛」のメリットデメリット
医療用かつら「人毛」と「人工毛」にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
人毛だから良い、人工毛は良くない・・・と言われていたのは昔の話。
人工毛でも人毛と区別が付かないようなウイッグも多く開発されています。人工毛は値段によって素材も大きく変わってきますので、より快適な使用感のもの、また手入れも考慮に入れて選ぶことが大切です。
また医療用かつらは、メーカーや取り扱っているショップによってそれそれ特徴があります。
見た目
手入れのしやすさ
メンテナンスも含めた値段
どの部分に基準を置くか明確にすると、
より選びやすくなるのではないでしょうか。
医療用かつらはファションウイッグと違い、ベース部分に低刺激で肌にやさしい素材が使用されていることが多く、通気性に優れ、抗菌処理を施してある場合もあります。そのため値段は少し高めですが、今は3万円台からの商品などもあります。
▼「人毛ウイッグ」のメリットデメリット▼
【人毛ウイッグのメリット】
●見た目や手触り光沢が自然
●カラーやパーマも可能(ヘアスタイルの選択肢が広がる)
【人毛ウイッグのデメリット】
●シャンプーなどの定期的なメンテナンスが必要
●人工毛より重く、濡れると乾きが遅い
●経年による退色があるため染め直すなどの手入れが必要
●人毛より値段(価格)が高め
人工毛のウイッグは見た目が不自然というイメージが強いのですが、特別に開発されたものは人毛と見分けが付かないほど高品質な製品もでてきました。他にも人毛と人工毛をミックスさせ、より自然な仕上がりに作られたかつらもあります。
▼「人工毛ウイッグ」のメリットデメリット▼
【「人工毛ウイッグ」のメリット】
●値段(価格)が安い
●人毛ウイッグに比べほとんど退色しない
●洗っても乾きが早く手入れが楽
●耐熱ウィッグはコテ・ヘアアイロンなども使える
●特別に開発された人工毛は人毛と見分けが付かないほど
高品質のものもある(値段による)
【「人工毛ウイッグ」のデメリット】
●基本的にカラーリングはできない
●素材によっては光沢が強く、特有のツヤが目立つ場合がある
●ごわごわする
●自毛となじみにくい